ガイド
最適化機能の全設定項目。内部の仕組みについては仕組みを参照。
設定
切り代 / 鋸刃の厚み
カットごとに刃で削られる材料。一般的なドロップソーの刃は2~3mm、薄い金属ディスクは1~2mm。インチモードの1/8インチ刃は1/8。計画では、各部品の間に1回分の切り代が考慮される。シャーやスナップカッターの場合は0のままにする。
両端をトリム
入荷した母材の表面が荒れていたり、塗装されていたり、直角が出ていない場合に使用する。各母材は、部品の測定前に両端が切り代分だけ切り落とされる。この余裕分は、切断ロスとして数値に反映される。
単位
基本的にはラベルです。どの単位を使う場合も、一貫して使用してください。例外はインチ(分数)で、これを選択すると、どのフィールドにも15 3/4、3/8、1' 3 3/4のように入力でき、結果やPDFも分数で表示されます。
最小有効端材長
保管しておく価値のある、最短の端材長。300に設定すると、450mmの残材は「今回のジョブで出た端材」として計上され、無駄には含まれません。この場合、真の無駄の統計からは除外されます。0に設定すると、すべての残材が無駄として計上されます。
材質グループ
同じ定尺材を共有できない材質を混ぜて使いますか?この設定をオンにし、在庫、端材、部品に材質名でタグを付けます。各材質は一つの計画内で個別に最適化され、結果はグループ化されて表示されます。
角度 / 留め切り
部材の端を斜めに切断する場合に使用します。各部品に左右の角度(底角)を設定します(頂角は負の値で入力。例:120度と-60度は同じ切断)。材料の幅と軸対称性を指定すると、一致する留め切り同士が入れ子配置され、一回の切断で両方の縁を作成できます。
最適化の方法
6つの方法があり、これらは単に同じ答えを6通りに表現したものではありません。それぞれが最小化する対象が異なるため、同じジョブでも異なる切断方法が算出されます。問題は、そのジョブで何にコストがかかっているかです。費用ですか?材料ですか?棚のスペースですか?それとも、鋸での作業時間ですか?
バランス ★
購入する定尺材を最小限に抑え、購入を節約できる場合にのみ端材を使用します。同一のレイアウトをコストなしで統合できる場合は、統合します。
選択の目安:他に選ぶ理由がない場合。これがデフォルトであるのには理由があります。
無駄最小
購入する定尺材の数よりも、失われる材料を最小化します。つまり、端材の山と切りくずの両方を合わせた量です。棚にある端材を使用すると全体の無駄が増える場合は、それらには手を付けません。
選択の目安:材料が高価で、端材をそのまま保管する価値がある場合。高価な合金、硬材など、捨てるよりは保管しておきたいものすべて。
端材優先
新しい母材に手を付ける前に、まず棚にある残材を使い切る方法。多少の無駄は許容する。まだ購入していない材料より、すでに支払い済みの材料を先に消費する。
こんな時に: 残材の棚が溢れている、あるいは残材が長期間放置され、誰かの悩みの種になりそうな場合。
作業者向け
同じ材料を、鋸を操作する作業者のために並べ替える。同じ長さの部品をグループ化し、一度の段取りでまとめて切断。繰り返しのパターンは一つにまとめ、各母材は長いものから短いものの順にレイアウトする。材料の購入本数は「バランス」設定と同じ。段取りを減らすため、わずかに無駄が増えることがある。960個の部品を切断する当社のベンチマーク作業では、315本の母材と無駄の量はそのままで、段取り回数を147回から102回に削減した。
こんな時に: 材料の購入より切断作業に時間がかかる場合。大規模な繰り返し作業や、時間給で作業する現場に。
コスト最安 ($)
材料本数の最小化ではなく、費用の最小化を目的とする。これを選択すると、母材の各行に価格欄が表示される。各定尺材の価格を入力すれば、たとえ購入本数が増えても、より安価な材料を優先して使用する。
こんな時に: 仕入先が、長さと価格が比例しない複数の定尺材を販売している場合。これはほとんどの仕入先に当てはまる。意図的に、この設定以外では費用は最適化されない。
束
同じ長さの部品を束単位で切断する。1回の段取りで束ごと処理し、残りは単体で切断する。直線切断のみ、束のサイズは2本以上が必要。
こんな時に: 母材が束で納入され、同じ切断を繰り返す場合。材料の節約よりも、運搬や鋸の段取りの手間を省きたいときに。
母材、残材、切断部品
購入可能な母材
仕入先が販売する定尺材ごとに行を追加。数量を空欄にすると在庫無制限。在庫数に限りがある場合は数量を設定。
手持ちの残材
棚にある材料。購入数には計上されず、利用することで無駄が減る場合にのみ使用される。★マークが付いた残材は、他の条件が同じ場合に最優先で消費される。
必要な部品
各部品の数量と、任意でラベルを入力。ラベルは結果画面やPDFのカットリストに引き継がれる。
リスト貼り付け (一括入力)
Alt+P または「リスト貼り付け」ボタン: 長さ 数量 ラベル の形式で、1行に1つの切断部品を入力。Excelから直接コピーした2列のデータはそのまま利用可能。あるいは、複数行のテキストをいずれかの長さの欄に貼り付け。
キーボードショートカット
| 行の最後の欄で Tab | 次の行を追加 |
| いずれかの欄で Enter | 同じ列を下に移動し、末尾に行を追加 |
| Alt+N | 切断部品の行を追加 |
| Alt+P | リスト貼り付けパネルを開く |
| Ctrl/Cmd+Enter | 計算 |
結果とエクスポート
切断計画
購入する母材 (価格入力時はコストも)、歩留まりと実際の無駄、作業後の残材、そして切り代と廃棄部分を斜線で示した各レイアウト図を縮尺通りに表示。「比較」では、他の方法を並べて確認できる。
共有リンク
「リンクをコピー」で、切断計画を単独ページで開くURLを生成。ページには「計算画面で開く」ボタンが表示される。すべての作業データはリンク内に含まれ、サーバーには一切保存されない。
PDFカットリスト
1ページ目は作業の要約で、材料費の支払い担当者向け。以降のページは切断作業者向けで、母材の端からの切断位置、部品ラベル、母材ごとのチェックボックスが記載されている。
CSVと履歴
CSVでは、見積書用に購入品、レイアウト、統計をエクスポートできる。直近10件の計画は「履歴」としてこのデバイスに保存され、入力フォームと結果を一緒に再度開ける。